御用地館/おようじ茶屋/
仲田光成記念館

◇住所
竹野町竹野422 TEL.0796-47-1555
◇開館時間
9:00〜17:00(毎水曜定休)
◇入館料(仲田光成記念館のみ)
大人 300円・小人 150円

寒風吹きすさぶ12月のとある土曜日、午後1時。合羽に作業帽、そして長靴。もうすでに臨戦体勢に入ったかのようないでたちの男たちが、三々五々集まってきた。聞けば、今から皆で正月用の門松を作るのだという…。

「囲炉裏の会」は、村おこしの推進を目的に一昨年発足した町内最大のボランティア団体である。

会長の花垣さん、そして御用地館館長でもある沼田さんに話を聞いた。

驚いたことに、この短期間で実に様々な活動をしている。
特に、子供向けの農村体験は秀逸だ。三原地区の会館に一泊して、自然体験・学習をしたり、桑本の老夫婦宅に泊まって昔語りを聞いたりするというもの。他にも、町民に願い事を書かせ貼らせた流し灯ろう作りや、ちびっこ大餅つき大会などなど。
「もちろん正会員もですが、できれば村中の人に参加してほしいですね。」会長の花垣さんが胸中を語った。

御用地館とは、元々その屋号を住吉屋といい、三百年以上の歴史をもつ庄屋であり豪商の屋敷跡。希少な文化遺産として町が復元整備した。威風堂々とした造りと設えに、かつての栄華が偲ばれる。
また、かの柴野栗山や伊能忠敬ゆかりの止宿としても歴史的価値が高い。

「おようじ茶屋」は、その御用地館内の雰囲気のある土間で、囲炉裏の会が始めた喫茶コーナーであり、飲み物や食事(要予約)を風情のある部屋で楽しめる。
今では地元の人々の憩いの場として、また観光客の休憩場所として、客足の途切れることがない交流拠点だ。

とても美しい着物姿で、忙しいながらも上品に、優雅に立居振舞う姐さんたち…。
ここの女将は、「旅館みつば」の女将でもある仲才智子さん。
仲才さんは全員着物の理由をこう説明する。
「私自身、着付けを教えているんです。着物って実は、もっと気軽に着れて、仕事もできるものなんですね。日本の文化ですし、ぜひ見直してほしいと思います。」この茶屋のメニューは、どれもこだわりがあって、かつリーズナブル。

秋期、冬期には自然薯を使用した手打ちそばが地元の人々に喜ばれている。
また、とち餅ぜんざいは人気の一品なのでぜひ味わっていただきたい。


仲田光成記念館

竹野の海の如く
透明清澄な仲田流のかな書美

昭和・平成の「百歳現役」の日本のかな書道の重鎮、仲田光成先生は、自然豊かな竹野町松本の出身で、若くして尾上柴舟に師事し、かな書道一筋に精励され、王朝の古筆を受け継ぎながら、あたかも竹野の海の如く透明清澄な仲田流のかな書美を確立されました。

また、永年、学習院に勤務され、皇室の方々のご指導にも当たられました。仲田先生から多くの自書の寄贈を受け、作品を「仲田光成記念館」に展示しています

 
◆開館時間 午前9時〜午後5時
◆入館料 大人300円・小人150円
※団体割引(10名以上) 大人200円・小人100円